『西洋建築史をわかりやすく学ぶことができる本おすすめ15選』を掲載頂きました

クラシック音楽好きのための情報サイト、Classical-music.fun様にて、『西洋建築史をわかりやすく学ぶことができる本おすすめ15選』を掲載頂きました。(画像をクリックすると移動します)

ヨーロッパの歴史において、基盤となっているのはギリシアおよびローマの文化。

そこへ、当初は異教として迫害されていたキリスト教がローマの国教とされたことをきっかけに、社会で大きな力を持っていくのです。

ギリシア・ローマ文化とキリスト教。このふたつの大きな文化のうねりは、交互に顔を出しながら各時代の文化に影響を与え、そこにイスラムを始めとした他文化との衝突が加わり、ヨーロッパ文化を形成していくのです。

建築物はまさに、そのせめぎあいをその身に刻む証人といえるでしょう。

パルテノン神殿がその代表。

ギリシア時代に建築技術の粋をあつめて建てられたパルテノン神殿は、ビザンティン帝国に支配された時にはキリスト教会へと改造されました。

そして、オスマン帝国の支配後にはモスクへと変えられ、さらに、大トルコ戦争に巻き込まれた際、ヴェネツィア共和国の攻撃で破壊されてしまいました。

いまに残る白い大理石の柱の並ぶあの姿は、何度も宗教的文化的に洗浄され、色鮮やかな塗装も、美々たる彫刻の数々までもがもぎとられ、多くの痛手をうけた姿なのです。

文化を枝葉とするなら、建築はそこに咲いた花とも呼べる存在。

西洋建築史についての多くの良書をご紹介していますので、ぜひお読みください!

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